N協・新提言(2010年10月)
1.法人理念「すべての人の人権を基軸としたノーマライゼーション社会の実現」をめざし、社会福祉法人としての社会的責任を深く自覚し、これからの10年を一層、強く、優しく、しなやかに躍動します。
2.家族・友人・知人、地域社会との関係を大切にし、今を生きる「かけがえのない存在」である当事者の暮らしとライフステージの創造を支援していきます。
3.20年の成果・教訓・課題をふまえ、中長期計画と将来展望をもちながら、主体的な経営基盤の強化を構築し、地域に密着した社会福祉事業経営の推進と拡大を図ります。
4.人権感覚をもったプロフェッショナルとしてのスキルを常に磨き、「ほめる」「ねぎらう」「みとめる」「感謝する」視点を大切にした職員の育成・定着・人づくりを推進します。
5.サービス情報の提供・公表、サービス評価、苦情解決、権利擁護・虐待防止、ケースマネジメントのよりよいあり方を追求し、利用者とともに歩み、地域に開かれた施設・事業所・社会資源として、社会的役割を発揮します。
6.全職員一人ひとりが自分自身の課題として、男女差別・セクシャルハラスメント・パワーハラスメント・モラルハラスメント・いじめと戦い、自らの意識革命を図ります。
7.社会福祉法人として、差別撤廃・人権擁護をめざす諸活動と連携・協力し、人権確立のための社会的一翼を担います。
8.社会福祉再生と「明日の社会福祉の担い手」づくりを推進し、施設・事業所の実習や研修の取り組みを大切に育み、地域の諸団体、ボランティア、NPOなどと連携し、地域福祉ネットワークの拠点になることをめざします。
9.
10.障害者アートや音楽活動をはじめ、オンリーワンの当事者の芸術・文化活動・スポーツ活動を大切に育み、様々な地域活動・自主活動との連携を推進します。
11.災害の情報や教訓を活かし、「淡路地域福祉・生活支援センター」が地域における安心・安全の「防災・セキュリティの拠点」として、貢献します。
12.障害者権利条約の批准と具体化をめざし、「当事者主体」「権利主体」「合理的配慮」の視点に立った、社会福祉・社会保障をはじめとするすべての制度・施策・法体系の抜本的な改革をめざし、社会福祉法人として行動します。